ゴスペルとは? 〜歌う前に知っておきたい、本当の意味〜
- NOBU

- 3 日前
- 読了時間: 3分

「ゴスペルって、元気で楽しく歌う音楽でしょ?」
「映画『天使にラブソングを』だよね!」
ゴスペルという言葉に対して、そんなイメージを持っている方は多いかもしれません。
または「教会で歌われる音楽」というイメージを持つ方もおられるでしょう。
ゴスペルって何でしょう? そもそもゴスペルってどういう意味なのでしょう?
そう言う私も、最初は意味なんて知りませんでした。
何となく、「みんなでキリスト教を歌うかっこいい黒人音楽」としか捉えきれていませんでした。
もちろん、高い音楽性もゴスペルの魅力の一つです。
しかし、ゴスペルは単なる音楽のジャンルではありません。
ゴスペルとは良い知らせという意味
実は、「ゴスペル(Gospel)」という言葉は、元来「良い知らせ(Good News)」という意味です。
キリスト教で言うこの「良い知らせ」とは、「神が人に送られた知らせ」であって、「イエスが罪から私たちを救い出した」というGood News=福音を指します。
つまり、ゴスペルは「イエスについての良い知らせを歌う歌」なのです。
歌詞を知ると、ゴスペルはもっと心に響く。
ゴスペルを歌っている人たちからは、「声を大きく出せて気持ちいいですね」「みんなで歌えて楽しいですね」と言う声を聞くことがあります。
もちろん、歌うこと自体はとても楽しいものです。普段から声を出さない方にとっては、ボイトレをして自分の声という楽器を磨くこともゴスペルを歌うために有益だと思います。
でも、本当の魅力は、その先にあります。
歌詞には、一つひとつに物語があります。
喜びの中で生まれた歌もあれば、苦しみの中で生まれた歌もあります。
涙の中で歌われた歌もあれば、希望を失いそうになった人が、その中で神へ向くために歌った歌もあります。
だからこそ、ゴスペルは何百年もの間、多くの人の心を支え続けてきたのではないかと私は思います。
初めてゴスペルを歌う方の多くは、まずメロディーを覚えます。
それだけでも非日常、十分に楽しい時間になるでしょう。
けれども、歌詞の意味や、その歌が生まれた背景を知ると、不思議なことが起こるんです。
昨日まで何気なく歌っていた一節が、突然、自分自身の人生に語りかけてくるように感じる。
「どうしてこの言葉が繰り返されるのだろう。」
「なぜ、この人はこんな思いで歌を書いたのだろう。」
そんな問いが生まれると、ゴスペルは「歌う音楽」から、「味わう音楽」へと変わっていきます。
歌詞を知ると、ゴスペルはもっと心に響いていくのです。
ゴスペルは今も生きている
ゴスペルは昔の音楽でしょうか? いえ、今も生きています。
教会で歌われる賛美歌や、現代でも新しいゴスペルソングが数多く生まれています。
時代が変わっても、人は喜び、悲しみ、迷い、希望を求めます。
だからこそ、ゴスペルもまた、時代を超えて歌い継がれているのです。
このホームページでお伝えしたいこと
このホームページでは、ゴスペルの歌詞や歴史、英語表現、そして歌が生まれた背景を、できるだけ分かりやすくご紹介していきます。
ゴスペルを歌ったことがある方も、これから初めて歌う方も、「歌詞を知ると、こんなにも心に響くんだ」と感じていただけたら嬉しいです。
上手に音程を歌うことは、ゴールではありません。
その歌が伝えようとしている想いに耳を傾けること。
そこから、ゴスペルの本当の旅が始まります。
次の記事では、「ゴスペル」と「黒人霊歌(スピリチュアルズ)」の違いについて、一緒に見ていきましょう。




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